1997年のアジア経済危機の影響を受け、1998年に深刻な金融危機に見舞われたが、ルーブルの切り下げによる輸出産業の復調や2003年以降の石油価格の上昇により国内経済は回復。
BRICsの一角にもあげられ、2028年にはドイツを上回り欧州最大の経済国となり、2050年にはGDP5兆8700億ドルを達成し世界で6番目の経済規模になると予測されている。
ただし、貧富格差の拡大、チェチェン武装勢力によるテロなど、不安定要素も多い。
2006年の実質GDP成長率は6.7%。2005年6.4%。2004年7.2%。ロシア経済省による2007年の見通しは7.3%、2008年は6.4%。
2006年の失業率は6.9%。改善傾向。
2006年の消費者物価上昇率は9.0%。
2006年の輸出額は3,019億7,600万ドル。輸入額は1,375億4,800万ドル。貿易収支(国際収支ベース)は 1,243億600万ドルの黒字。原油高により黒字拡大。
2006年の対内投資総額は551億900万ドル。前年比2.7%増。
世界第3位の原油産出国(輸出国としては世界2位)。他に天然ガス、石炭、亜炭など、天然資源は豊富。
2007年12月10日、プーチン大統領は、ドミトリー・メドベージェフ第1副首相を次期大統領候補に指名した。同氏は、17日の与党「統一ロシア」党大会で正式に大統領候補に指名された。
2007年12月3日、2日に投開票が行われたロシア下院選挙(総選挙)は、プーチン大統領を筆頭候補としている与党「統一ロシア」が議席(定数450)の3分の2以上を獲得し圧勝した。
2007年11月30日、プーチン大統領は、欧州通常戦力(CFE)条約の履行停止に関する国内法に署名した。米国のミサイル防衛(MD)の東欧配備への対抗措置。
これにより、12月12日以降、CFE条約が一時的に効力を失い、ロシア軍は制限なしに国内の軍備を移動できる。
2007年10月1日、プーチン大統領は、モスクワで開かれた与党「統一ロシア」の党大会での演説し、12月に行われる下院議員選挙で、同党の比例代表名簿第1位で出馬することに同意した上、同党が下院選で勝利する条件で首相に就任することを表明した。
2007年9月12日、ロシアのプーチン大統領は、全閣僚を解任する大統領令に署名し、新首相に金融監督局長のビクトル・ズプコフ氏を指名した。下院は14日、賛成多数でズプコフ新首相を承認した。
2007年12月17日、ロシア国営企業アトムストロイエクスポルト社は、イランへの濃縮ウランの輸出を始めたと発表した。ロシアが建設協力するブシェール原子力発電所の核燃料となる。
2007年10月19日、ロシア政府は、核兵器解体の際に生じる余剰プルトニウムの共同処理計画について、米政府と合意した。
2007年11月12日、プーチン大統領は、ロシアを訪問したシン首相とグレムリンで会談した。原子力の平和利用や軍事技術分野での協力拡大で合意。米国の一極支配に対抗するため、中国を含めた3国の関係を強化することでも一致した。
2007年10月16日、プーチン大統領は、イランのアハマディネジャド大統領と訪問先のテヘランで会談した。プーチン大統領は、イランの原発開発を支持し、支援を約束した。
2007年10月15日、プーチン大統領は、訪問先のウィースバーデンでドイツのメルケル首相と会談した。両国間の貿易・投資拡大、バルト海に敷設する海底ガスパイプライン建設推進などで一致した。
2007年10月10日、プーチン大統領は、クレムリン(大統領府)でフランスのサルコジ大統領と会談した。両国間の経済協力促進やイラク核開発問題等の国際問題など幅広い分野で協議した。
2007年9月9日、プーチン大統領と韓国の盧武鉉大統領は、APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議のため訪問したシドニーで会談した。経済協力強化や北朝鮮問題について話し合った。
2007年9月8日、プーチン大統領は、シドニー市内のホテルで安倍首相と会談し、平和条約締結に向けた環境作りのため、政治交流を活発化させることで一致した。
2007年9月8日、プーチン大統領と中国の胡錦濤国家主席は、シドニー市内のホテルで会談した。両国の戦略的関係を強化する方針で一致した。
2007年9月7日、プーチン大統領は、オーストラリアのハワード首相とシドニー市内で会談し、原子力協力協定に調印した。
2007年9月6日、ロシアのプーチン大統領は、訪問先のジャカルタでユドヨノ大統領と会談した。エネルギー開発支援や軍事協力について話し合われた。
2007年9月24日、ロシア経済省は、2007年のGDP(国内総生産)伸び率予想を6.5%から7.3%に上方修正した。2008年の伸び率の見通しも6.1%から6.4%に引き上げた。
2007年9月10日、ロシア連邦統計局が発表した2007年4-6月期の国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比7.8%。
2007年11月24日、元チェス世界王者で反政府指導者のカスパロフ氏が率いる「もう一つのロシア」は12月2日に投票が行われる議会選への参加を認められないことを不満とし、モスクワで支持者ら約3000人が集会を行った。集会後に中央選管の庁舎までデモ行進を始めようとしていたところ、ロシア治安当局はこれを阻止し、カスパロフ氏ら10人を拘束した。
2007年11月22日、北オセチア共和国の警察検問所近くで、道路に仕掛けられたとみられる爆弾が爆発し、乗客19人を乗せたバスが炎上。子供を含む少なくとも5人が死亡、13人が負傷した。
2007年12月12日、ロシア外務省は、欧州通常戦力(CFE)条約の履行を同日午前0時から停止したと発表した。米国が東欧のチェコやポーランドで計画しているミサイル防衛(MD)配備や北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大政策への対抗措置で、ロシア軍は今後、国内での兵器の移動が自由に行えるようになる。
ユーラシア大陸の大部分を占める国土面積世界最大の連邦共和国。国家主席である大統領は、強力な権限を持ち、首相を始めとした政府の要職の指名権・任命権と大統領令(議会の同意が不要)を発布する権利を有する。国連安全保障理事会の常任理事国であり、G8のメンバー。
| 通貨 | ルーブル(RUB) |
| 国家元首(大統領) | ドミトリー・メドベージェフ |
| 政体 | 共和制、連邦制 |
| 議会 | 二院制(連邦院、国家院) |
| 首相 | ウラジーミル・プーチン |
| 主な政党 | 統一ロシア、自由民主党、共産党 |
| 正式名称 | ロシア連邦 |
| 英語表記 | Russian Federation |
| 首都 | モスクワ |
| 面積 | 約1,707万平方キロメートル |
| 人口 | 1億4,275万人(2006年1月現在) |
| 民族 | ロシア人80% |
| 公用語 | ロシア語 |
| 宗教 | ロシア正教会が大半。他にカトリック、プロテスタントやイスラム教、ユダヤ教、仏教など。 |