コンゴ民主共和国について

アフリカ中部のコンゴ川(ザイール川)流域に位置する国。コンゴ共和国アンゴラザンビアタンザニアブルンジルワンダウガンダスーダン中央アフリカと国境を接し、西で僅かに大西洋に面する。1997年に旧国名の「ザイール」から「コンゴ民主共和国」に国名を変更。

1990年代の内戦

1997年、武装組織コンゴ・ザイール解放民主勢力連合 (AFDL) の首都制圧により、30年間独裁を敷いたモブツ政権が崩壊。
AFDL議長のローラン・カビラが大統領に就任したが、1998年にカビラ政権と反政府勢力「コンゴ民主連合 (RCD) 」との対立が内戦に発展した。ウガンダ、ルワンダなどが反政府勢力を支援。一方でジンバブエ、アンゴラ等がカビラ政権を支援。それぞれの国が派兵したため国際紛争に発展。1999年8月末に停戦合意が成立したものの、その後も断続的に戦闘が続く。

ローラン・デジレ・カビラ大統領暗殺事件

2001年1月16日、ローラン・カビラ大統領が護衛兵に撃たれ死亡。息子のジョゼフ・カビラ将軍が政権を継承した。
ジョゼフ・カビラ大統領は、国民対話、近隣国・欧米との関係改善、経済自由化政策を推進。各勢力との話し合いの後、2002年12月に成立したプレトリア包括和平合意の下、暫定政権が成立。2006年12の大統領選挙が実施され、ジョゼフ・カビラ大統領が就任。

経済情報

概要

銅、コバルト、ダイヤモンドなどを産出する世界有数の鉱物資源国だが、内戦などで国内インフラが破壊。2003年にはエボラ出血熱が流行。国内経済は壊滅的。2005年の1人あたりのGNIは120ドル。輸出の90%を鉱物資源に依存している。

経済成長

2005年の経済成長率は6.6%。

雇用

物価

激しいインフレ。2005年の物価上昇率は23.4%。

貿易

2005年の推定輸出額は20億4,900ドル。推定輸入額は22億5,200ドル。

資源

銅、コバルト、ダイヤモンド、ウランなど。

基礎データ

正式名称コンゴ民主共和国
英語表記Democratic Republic of the Congo
国名コードCOD(alpha-3)、CD(alpha-2)
首都キンシャサ
公用語フランス語
面積234.5万平方キロメートル
人口5,750万人(2005年)
政体共和制
大統領(国家元首)ジョゼフ・カビラ
首相アントワーヌ・ギゼンガ
議会(二院制)元老院[Senate](上院: 120議席)
国民議会[National Assembly](下院: 500議席、任期5年)
民族バンツー系、スーダン系、ナイル系など
宗教カトリック約50%。プロテスタント20%。イスラム教10%
通貨コンゴ・フラン(CDF)
独立1960年6月30日にベルギーより独立。

加盟している国際組織

  • 国際連合(1960年9月20日加盟)
  • アフリカ連合(AU)
  • 南部アフリカ開発共同体(SADC)
  • 南大西洋平和協力地域
  • フランコフォニー