2010年5月アーカイブ

価格変動リスク

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価格変動リスクとは、市場で取引されている商品に常に起こり得るリスクです。
投資した商品の価格が変動することで、当初期待していた収益(リターン)から乖離するリスクのことをいいます。

市場で取引される商品の価格は、投資家心理に大きく影響されます。
投資家心理を予測することは、一般的に不可能なので、そのため価格変動リスクが生じ得るのです。

昨今では、ギリシャやポルトガルをはじめとする欧州財政不安が、欧米市場だけでなく、日本の株式市場に大きな影響を与えています。

日本の市場では、主に米国の株式市場や為替相場の影響が大きく。日本の市場より遅く開始される、アジア市場の動きも注視されます。

また、上場企業の決算、提携、買収、新商品等の発表や不祥事も、その企業だけでなく、関連銘柄や市場全体に影響する場合もあります。

政府や金融当局の動向も、投資家心理を左右する重要な要因になり得ます。

このように、巷には市場の価格を変動させる要因が無数にあり、市場取引では「価格変動リスク」が当たり前のように存在するのです。

市場取引にとっては、「価格変動リスク」は空気のような存在なので、あえて意識する必要はないかもしれません。

金利リスク

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金利リスクとは

金利リスクは、債券投資におけるリスクのひとつです。

債券投資では、満期になる前に保有する債券を売却することは、よくあることです。
しかし、満期前の債券の価格は、市場により決まり、常に変動しています。
金利リスクは、保有する債券の市場価格が金利変動の影響により、想定していたよりも値上りしたり、値下りすることをいいます。

債券の市場価格は、市中金利(特に長期金利)の水準により上下します。
金利水準が上がると、債券の価格は下落し、
反対に金利水準が下がると、債券価格は上昇します。

なぜなら、債券は概ね固定金利なので、
金利水準が上がれば、それまで保有していた利率の低い債券より、利率が高くなった新規債に買い換える方が得だから、多くの投資家が保有債券を売り、債券の価格は下がります。
逆に、金利水準が下がると、新規債より、利率が高い既発債に買いが入ります。
そして、市場では、新規に発行された債券でも、残存期間(満期までの期間)が短い既発債でも、「利回り」は同じになるように、価格が調整されていくのです。

満期前に売却したら金利リスクが発生

年利3%の10年物債券を100万円分購入しました。

満期まで10年間保有すれば、
元本100万円
利子30万円(100万円×0.03×10年)
合計130万円になるはずです。

しかし、この10年の間で金利水準が徐々に上昇し続けていたらどうでしょう。

上記の年利3%の10年物債券は、市場では値下がりしているはずです。
満期まで保有してしまえば、元本の100万円はそのまま償還されますが、
満期前に売却してしまったら、元本は目減りしてしまうでしょう。
ただし、満期まで保有していたら、利率は3%のままなので、金利上昇によるメリットは受けられません。

逆に、金利水準が下降し続けていたら、債券価格は上昇し、市場では元本の100万円より高い価格がついているかもしれません。
この場合、満期前に売却した方がいいように思われますが、
金利水準より高い債券の利率を放棄することになります。

金利リスクを回避するには

金利水準が上昇しているときには、満期までの期間が短い債券に、金利水準が下降しているときには、満期までの期間が長い債券に投資することで、金利リスクはある程度回避できます。

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