為替リスク

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為替リスクは、為替相場の変動の影響により、損失が出る、もしくは期待通りの利益が得られない可能性のことです。

例えば、1ドル=100円の時に、米株式市場に上場するA社の株を1株100ドルで10株買ったとすると、

ドル建てでは、100ドル×10株=1000ドル

1ドル=100円なので、100,000円を支払うことになります。

3カ月後、A社株が110ドルに上昇したので、売ることにしました。

ドル相場が変動していなければ、110,000円が戻り、1万円の利益となるでしょう。

しかし、このとき、急激な円高で1ドル=90円になったとします。

A社株110ドルが10株で、売却金額は1100ドル。
1ドル=90円だと、99,000円。

-1000円の損失となりました。

このように、外国の株式や債券を購入した時には、投資対象の価格変動のほかに、為替の変動にも注意する必要があります。


ところで、この場合、1ドルが何円以上なら利益が出たでしょうか?

100,000円=1,100ドルなら、プラスマイナス0なので、

1ドル=90.909円を超えれば利益が出ます。


また、1ドル=90円になっても、A社株が何ドル以上になれば利益が出たでしょうか?

A社株の価格×10株×90円=100,000円が、プラスマイナス0なので、

A社株の価格=100,000円÷(10株×90円)=111.111ドルを超えれば利益が出ます。


このように、為替変動で利益が得られるか、損失が出るかは、
支払った円建て価格と、戻ってくるドル建て価格とを比較すれば、すぐに計算できます。

Excelなどの表計算ソフトで簡単に算出できます。
上記の計算では、手数料などは省きましたが、実際に計算するときは、支払う手数料や受取る配当なども含めて計算しなければ、利益を得たつもりでも実際には損している可能性もあります。

流動性リスク

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流動性リスクは、市場で売買される量が極端にすくないため、希望した価格で売買できる機会を失ってしまう可能性のことです。

市場で取引される量が極端に少ないと、売りたいときに買い手がつかず、価格を少しずつ下げていって買い手が現れるのを待たざるを得ません。結局、希望した価格より低い価格で売ることになり、想定していた利益を得ることが出来なくなります。
特に、損切りで売る場合には、損失がより大きくなる可能性もあります。

また、空売りなどで買い戻したいときも、取引量が少なければ売り手が現れにくく、不利な価格で買うことになります。

これは市場で常に短期売買しているような浮動株主が少ない株式だったり、人気薄で投資家から注目されていない銘柄で流動性リスクが発生しやすくなります。

「流動性リスク」という言葉には、もうひとつ企業の財務管理などで使われています。
資金の運用と調達の間でミスマッチが起きたり、予想外の資金流出で決済に必要な資金を確保できない状態になることで、通常より不利な金利での資金調達を余儀なくされるリスクのことです。

信用リスク

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信用リスクは、債務者が債権を履行できなくなる可能性のことです。「債務不履行リスク」や「デフォルトリスク」とも呼ばれます。信用リスクを判断するには、一般投資家には極めて難しいので、格付け機関による「信用格付け」を利用することになります。

日本の金融庁が認可した格付け機関は、以下の5つです。


機関とはいっても、公的な機関ではなく、5つとも株式会社です。

信用格付けの対象は、一般企業、金融機関、保険会社のほか、国や地方公共団体、公益法人、金融商品など多岐にわたります。

信用格付けは、格付け機関のウェブサイトで誰でも閲覧することができます。債務者(債券の発行体など)の信用状態は状況に応じて変化するものなので、信用格付けも不変のものではありません。信用格付けの変更も、格付け機関のウェブサイト等で逐一発表されています。

インフレリスク

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インフレリスクは、投資した金融商品の利率よりもインフレ率(物価上昇率)の方が高くなる可能性のことをいいます。

例えば、年利2%の国債を購入した場合、1年間で物価が3%上昇(インフレ率3%)したら、国債を購入したことにより、年間で1%の損失が発生したと考えられます。

具体的には、100万円の欲しい車があるけど、今は必要ないので資金100万円で他のものに投資しましょう。
年利2%の国債に投資しましょう。1年後に100万円+2万円(=102万円)が手元に戻ってきます。

しかし、この1年で物価が3%上昇していたら、(すべてのものが均等に上昇すると仮定すれば)100万円の車は103万円になってしまいます。

手元には102万円。欲しいものは103万円。
1万円足りません。(=1万円の損)

「1年前に買っておけばよかった!」となってしまいます。

これがインフレリスクの考え方です。

インフレ(インフレーション)というのは、物価(物の価値)が持続的に上昇する経済現象のことですが、逆の見方をすれば、貨幣(現金や預貯金など)の価値が持続的に下がることです。

インフレの時に現金を持ち続けたり、定期預金や国債といった現金に近い(現金の価値と連動する)金融商品に投資すれば、インフレリスクが高くなります。
このようなときは、金(ゴールド)、株式、不動産などの物に近い(物の価値に連動する)商品に投資すれば、インフレリスクを回避できます。

逆に、デフレの時は物の価値が下がり、お金の価値が上がるので、国債を買ったり、定期預金をしたほうがいいようです。

日経225オプション取引は、日経225(日経平均株価)を原資産とするオプション取引です。大阪証券取引所に上場されています。

日経225オプション取引では、予め決められた期日に日経225を、予め決まった価格で売る権利または買う権利を売買します。
売る権利のことを「プット・オプション」、買う権利のことを「コール・オプション」といいます。
また、オプションにつけられた価格のことを「オプション・プレミアム」もしくは単に「プレミアム」と呼びます。

限月
日経225オプション取引の限月は、
(1)6月限と12月限のものは5年分、
(2)3月限と9月限のものは1年分、
(3)1月限、4月限、7月限、10月限のものは5カ月分、
(4)その他の各限月のものは4カ月分、
の計15個の限月が並行して取引されています。期日は毎月第2金曜日です。

例えば、2010年1月10日の場合は、
(1)2010年6月限、2010年12月限、2011年6月限、2011年12月限、2012年6月限、2012年12月限、2013年6月限、2013年12月限、2014年6月限、2014年12月限。
(2)2010年3月限、2010年9月限。
(3)2010年4月限。
(4)2010年2月限、2010年5月限。

取引単位
日経225オプション取引の取引単位は、日経225の1000倍です。

権利行使価格
日経225オプションの権利行使価格は原則500円刻みで500円の整数倍の数値が用いられます。
新規に設定される限月の権利行使価格は、取引開始日の前営業日の日経225(日経平均株価)の終値を中心に上下8種類ずつの合計17種類が設定されます。

例えば、前日の日経平均株価が10,879.14円だった場合、11,000円を中心に、上が11,500円、12,000円、12,500円、13,000円、13,500円、14,000円、14,500円、15,000円、下が10,500円、10,000円、9,500円、9,000円、8,500円、8,000円、7,500円、7,000円が設定されることになります。

また、直近の3限月以外の取引は、常に日経平均株価に近い権利行使価格を中心に上下で8種類ずつが設定されていなければならず、日経平均株価が急激に変動した場合は、500円刻みで連続するように追加設定されることになります。

例えば、上記の場合、日経平均株価が11,500円を超えてしまったら、15,500円の権利行使価格が追加されます。逆に10,500円を下回ってしまったら、6,500円が追加されます。

直近の3限月の取引に関しては、250円刻みで、毎日の日経平均株価の終値近辺の権利行使価格を中心に上下でそれぞれ連続して8種類となるように追加設定されます。

例えば、上記の場合で、日経平均株価が11,000円近辺で推移していたら、上は11,250円、11,750円、12,250円、12,750円、下は10,750円、10,250円、9,750円、9,250円が追加されます。

オプション・プレミアムの呼値
日経225オプション取引では、オプションの売り手と買い手がオプション・プレミアムの呼値を出し合い、呼値が合えば売買が成立し、オプション・プレミアムの価格がつけられていきます。
オプション・プレミアムは、オプションの買い手が売り手に支払います。

オプション・プレミアムの呼値は、
20円以下は1円単位、
20円以上1,000円以下は5円単位、
1,000円以上は10円単位
でつけることができます。

銘柄の記号
各銘柄には「01P115」とか「05C102」などの記号がつけられていることがあります。
これは、「限月」(2ケタ)+「P(プット・オプション)またはC(コール・オプション)」+「権利行使価格」(上3ケタのみ)
が表されています。

例えば、10月限のプット・オプションで権利行使価格が10,500円のものなら「10P105」、
2月限のコール・オプションで権利行使価格が9,750円のものなら「02C097」となります。

以上のように、日経225オプション取引では、常に15個の限月に17種類以上の権利行使価格が存在し、最低でも225種類の銘柄が常に取引されているわけです。

日経225オプションは、原資産が日経225(日経平均株価)という実体のない指数なので、オプションを満期日まで保有していれば、「SQ値(最終清算数値)」と呼ばれる数値を基に清算され、差金で決済されます。
また、満期日前に反対売買をして利益を得ることもできます。ただし、大阪証券取引所の日経225オプション取引は満期日以前に権利行使することはできません。

日経225先物取引

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日経225先物取引は、日経225(日経平均株価)を原資産とする株価指数先物取引です。

日経225先物は、大阪証券取引所のほか、アメリカ合衆国のシカゴ商業取引所(CME)やシンガポール証券取引所(SGX)でも取引されています。

日経225先物取引は、3月、6月、9月、12月を限月として、限月の第2金曜日が期日(満期日)となります。取引所では常に5つの限月が取引されています。例えば2010年1月なら、2010年3月限、6月限、9月限、12月限、2011年3月限の5つが並行して取引されているはずです。

日経225先物取引は、限月の期日(満期日)の日経225(日経平均株価)を予め決められた価格で売買します。日経225は、株式や債券などのように実体のないため、決済はすべて差金決済になります。

日経225先物を買った場合、期日の日経225が先物価格を上回っていれば、利益が出ます。逆に下回っていれば、損失になります。
先物を売った場合は、期日の日経225が先物価格を下回れば利益、上回れば損失となります。
期日前に反対売買して、利益を確定することも可能です。

日経225先物取引の取引単位は、指数の1000倍です。
日経225が10,000円なら、1枚1,000万円で取引されることになります。
ただし、日経225先物は証拠金取引なので、実際には1枚あたり数十万円程度の資金で取引は可能です。
大阪証券取引所では、指数の100倍を取引単位とする「日経225mini」が上場されています。

日経225先物取引の証拠金額は、SPANという証拠金算出方法に基づいて証券会社が算出することになっており、各証券会社により毎週発表されます。

大証の日経225先物の呼値単位は10円です。CMEとSGX、日経225miniは5円です。

オプション取引

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オプション取引は、ある原資産を「△月□日までに○○円で買う(または売る)」という権利を売買する取引のことです。買う権利のことを「コール・オプション」、売る権利のことを「プット・オプション」といいます。

オプション(権利)を買った場合は、権利を放棄することができます。ただし、オプションを売った場合、買い手が権利を行使すれば、必ず履行しなければなりません。買い手が権利を放棄すれば、もちろん履行義務は生じません。

例えば、金オプションなら、10月に「金を12月限の期日までに1グラムあたり3,000円でコール(買う)」権利を250円で買った場合、

金相場が1グラムあたり3,250円以上になれば儲けが出るわけです。

11月に1グラムあたり3,300円になって、その時点でオプションを行使して、すぐに売れば1グラムあたり50円の儲けになります。
金オプションの取引単位は1キログラムなので、オプション1枚で50,000円の儲けです。

また、12月限の期日までに金価格が3,250円を超えていなければ、オプションを行使すれば損するわけですから、オプションは放棄します。

このように、コール・オプションの「買い」の場合は、相場下落リスクをヘッジ(回避)したうえで、儲けを追求できます。プット・オプションの「買い」の場合は、相場上昇リスクをヘッジできます。

上記の例のオプションを売った場合はどうでしょう。

オプションを売った時点で、250円×1,000=250,000円が手に入ります。
金の価格が期日までに3,250円を超えなければ、オプションの買い手は権利を放棄しますので、250,000円はそのまま自分の儲けです。

しかし、金価格が3,250円を超え、高くなれば高くなるほど、損が大きくなる可能性があります。オプション行使のタイミングは買い手次第なので、オプションの売り手はコントロールできないのです。この場合、売り手は別の方法でリスクヘッジすることになります。

このように、オプションの「売り」は、利益は限定(上記の例では25万円が上限)されていますが、損失リスクは理論上は無限大です。
オプションの「売り」の利点は、相場が全く動かなくても利益が得られるということが挙げられます。

先物取引

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先物取引は、相場取引で価格が常に変動している商品を対象として、一定期日以内に商品の受け渡しが約束された売買取引です。
通常の売買取引(現物取引)では、約定の翌日から数日後に決済され、例えば株を買った場合は、代金の支払いと同時に、証券会社の口座に株を買ったことが記帳されます。
先物取引では、例えば10月に商品先物取引で12月限の大豆を買った場合は、10月に代金を支払い、12月に商品を受取ることになります。

先物取引では、期日までに反対売買を行い、差金のみを決済することもできます。
上記の大豆先物の場合では、11月に思い通りに大豆の価格が上がた時点で、先物を売ってしまえば、差益を得ることができます。

先物取引は元々、相場変動によるリスクを回避するために開発された取引です。江戸時代の大阪で世界初の先物取引が誕生しました(1730年)。米の取引所として開設された堂島米会所で取引されていました。当時は「帳合米取引」と呼ばれていました。

先物取引はリスクヘッジ(リスク回避)からスペキュレーション(投機)まで幅広く利用されているデリバティブ(派生商品)です。

先物取引には、農産物や貴金属、エネルギーなど実際の商品を扱うもの(商品先物取引)と債券や金利、指数など権利を扱うもの(金融先物取引・デリバティブ取引)に分類されます。

日本で取引されている主な商品先物
農産物
  • 大豆(一般大豆、Non-GMO大豆)
  • 小豆
  • トウモロコシ
  • コーヒー(アラビカ、ロブスタ)
  • 鶏卵
  • 粗糖
  • 生糸
  • 冷凍エビ

工業品
  • 白金
  • パラジウム
  • アルミニウム
  • 天然ゴム
  • 原油
  • ガソリン
  • 灯油
  • 軽油

日本で取引されている主な金融先物
債券
  • 長期国債標準物
  • 超長期国債標準物

金利
  • ユーロ円3カ月金利
  • GCレポS/N金利
  • 無担保コールO/N金利

株価指数
  • 日経225(日経平均株価)
  • 日経300(日経株価指数300)
  • TOPIX(東証株価指数)

商品指数
  • 天然ゴム指数
  • コーヒー指数
  • コーン75指数

大証FX

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大証FXは、大阪証券取引所が運営する外国為替証拠金取引(FX)市場です。2009年7月に開設されました。

現在(2009年12月)、9通貨ペアが取引の対象となっています。

大証FXは、投資家の売り注文と買い注文を直接結びつけるオークション方式(個別売買方式)が原則ですが、マーケットメイカーも参加し、常に気配値を提示しているため流動性も確保されています。
また、取引業者が投資家から預かった証拠金は,原則として大阪証券取引所に全額預託されるため、比較的安全といえます。

大証FXは、取引所FXにかかる特別税制が適用されるため、一律20%の申告分離課税や最長3年間の損失額繰越控除などを受けることが可能です。

大証FXの取引業者
  • 岩井証券
  • インヴァスト証券
  • オリックス証券
  • 光世証券
  • コスモ証券
  • そしあす証券
  • ひまわり証券
  • 松井証券(2010年1月25日から参加予定)
  • 豊証券

大証FXのマーケットメイカー
  • JPモルガン・チェース銀行
  • マネーパートナーズ

http://www.ose.or.jp/ose-fx/

くりっく365

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くりっく365は、東京金融取引所が運営している外国為替証拠金取引の市場です。

くりっく365は電子取引を利用した取引市場ですが、顧客による売り注文と買い注文を直接結びつける、"純粋な"電子証券取引ネットワーク(ECN)ではなく、東京金融取引所が予め指定した複数のマーケットメイカーがレートを提示し、顧客の注文の取引相手はマーケットメイカーであるため、実質的にはマーケットメイカー方式の相対取引に分類されます。

くりっく365は、23通貨ペアを扱い、レバレッジは最大100倍です。また、取引所FXなので、一律20%の申告分離課税や3年間の損失繰越控除などといった税制優遇措置の適用を受けています。

くりっく365では取扱業者が破綻しても、取引証拠金が東京金融取引所で保持されるため、他の外国為替証拠金取引(FX)よりも安心といえます。また、ポジションを持っていても強制決済されず、他のくりっく365取扱業者に移管できます。

くりっく365による南アフリカランド暴落
2009年10月31日早朝に、南アフリカランド/日本円のレートで、くりっく365のマーケットメイカーであるコメルツ銀行(コメルツバンク・アクツィエンゲゼルシャフト)が、直近の価格より大幅に安い売り価格(投資家からみたら買い価格)を提示したため、その後南アフリカランドが暴落した経緯がありました。

くりっく365取扱業者
  • イーバンク銀行
  • インヴァスト証券
  • エース交易
  • 岡三オンライン証券
  • 岡安商事
  • カネツFX
  • コスモ証券
  • 小林洋行
  • スター為替証券
  • 住信SBIネット銀行
  • 大和証券
  • トレーダーズ証券
  • ひろぎんウツミ屋証券
  • 豊商事
  • ユニマット証券
  • リテラ・クレア証券

くりっく365マーケットメイカー
  • コメルツ銀行(コメルツバンク・アクツィエンゲゼルシャフト)
  • ゴールドマン・サックス証券
  • ドイツ銀行(ドイチェ・バンク・アクチエンゲゼルシヤフト)
  • 野村證券
  • 三菱東京UFJ銀行

http://www.click365.jp/

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